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小学校に外部講師として行って思うこと

2024年9月4〜6年生のクラブ活動の外部講師(ゲストティーチャー)としてお邪魔してきました。

内容としては45分という限られた時間の中で靴下の生産背景の話に加え、生産過程で出る端材を使ったワークショップでした。

生徒さんたちは楽しそうに、完成したものを大切そうに持って帰る姿はホッコリ、愛おしく感じました。

 

さて、私が靴下端材に出会ったのは小学生の頃。

今回お邪魔しに行った子たちと同じくらいだったと記憶しています。

 

私の小学生の頃はゆとり世代ど真ん中。

午後の授業はずーーーーーっと道徳。みたいな。

先生方も手を替え品を替え試行錯誤を積み重ねながら授業をしてくださってたんでしょうね。

そのうちの一コマが靴下端材を使った座布団を作る授業でした。

どこかの工場のおばちゃんがやってきてその作り方を教えてくれた訳です。

今回の私のように。

勉強なんて微塵も覚えていない私ですが、今でも覚えているってことは非常に楽しかったんでしょう。

 

そこから靴下端材のことは忘れ色々と職を転々として靴下業界に。

そして工場直営店を立ち上げるまでになって、今の形態になる訳です。

スラスラ作れるんです。

靴下のその端材を手にした時に約20年前に45分だけ習った座布団の作り方が蘇るんです。

あたかも昨日も作っていたかのように。

 

お店でも人気商品です。

座布団、鍋敷き、ボール、コースター。

靴下を買わず端材だけを求めてきてくださる方もいるくらい。

 

それだけではありません。

今回のように小学校を含め中学校や特別支援学校などに外部講師(ゲストティーチャー)として読んでいただいています。

ありがたい限りです。

 

でもなぜあの授業だけそんなに鮮明に覚えていたんでしょうか。

初めて小学校に行って疑問に思い考えました。

 

私は団体行動が苦手でした。

右向け右ができない子でした。

いや、その当時は無理くりしていましたがすごく苦痛でした。

学校が嫌で嫌で仕方なかったんです。

 

そんな中であの授業だけはみんなと同じじゃなくて良い。

完成系も座布団じゃなくても良い。

正解はない。という授業でした。

確かその外部講師で来てくださった「おばちゃん」は言っていた気がします。

美化しているのかもだけど…。

でもどこにいても「べき論」を言われ続けて飽き飽きしていた当時の私には救いだったから覚えているんだと思う。

 

そして今、花が咲いたんです。

長い長い冬眠期間だったのかもしれない。

でも小学生の頃に蒔いてもらった種はちゃんと咲きました。

当時の教育は失敗だったという記事を読んだことがありますが、その内の一授業によって救われた人間がいます。

 

同級生は100人を超えていたはずです。

他の同級生は妻以外知らないので結果として1/100かもしれません。

でも、何度も書くことになるけど、救われ役割を与えられて今や外部講師(ゲストティーチャー)として学校に呼んでいただいています。

 

今後もこのような活動は広めていきたいと思っています。

私が救われたように、何万分の1人でも救えるように。

奈良県広陵町から離れた福岡の地で牛歩の歩みでも着実に根付いていきますように。

 

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